キミのことが好きでした


キミは今
大学生になっているのですか

それとも
漫画を描いているのですか



「うっわ〜、久しぶりやな」



懐かしい友達と

尽きることのない
会話を楽しみながら

キミはきっと
あの頃と変わらない笑顔で

偶然僕を思い出し

みんなに尋ねるでしょう



「なぁ、そういえば
めがっちは?」

「めがっち…?」



そして知るのです



「あぁ、鳥居くんのことか!
って…知らんかったの?」

「…なにが?」



僕の時間が

あれからずっと
止まったままだということを





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