キミのことが好きでした



だから

どうかそんなに
悲しい顔をしないでください

僕の前で
涙を流さないでください



そんなふうに
弱い部分を見せられると

僕はきっと

またキミを
忘れられなくなります



「ずっと…眠ってるんですか」

「15の時からずっと…
たぶん今も、あの頃の夢を
見てるんやろうね」



あんなに邪魔に思っていた
母親や父親とも

やっぱり離れたくなくて

僕はしぶとく
この世界に残ってしまいました




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