キミのことが好きでした
キミが夢を叶えられたことは
僕にとっても
嬉しいことです
地元で仕事ができるなんて
今の時代
ありがたいことなんでしょ?
「あ、それと来月うちの漫画
巻頭カラーなんやで!
すっごいやろぉ〜」
そしてキミは
やっぱり僕に
教えてくれるのです
「諦めんくて良かったわ」
誰にでも
こんな僕にだって
可能性というものが
必ずあるということを
「そやでめがっちも
諦めたらあかんよ、絶対」
「…………」
今日は窓からの風が
とても涼しいです