キミのことが好きでした
僕はずっと
考えていました
なにかキミにできる
お返しはないか
たくさんのことを
教えてくれたキミに
僕がしてあげられること
「…うちがふざけたら
なんか反応しろ!」
キミの願いは
なんですか
「なぁ、ハヤテ
うち一人やとつまらんわ
……そやから、はよ目覚まして」
僕はキミに
奇跡を起こしてあげたい
「えっ……
なんや、笑ってんの!?
ちょ、ちょっと!先生っ!」
そして
最初に伝えたい
「やっぱり誰にでも
すごい力ってあるんや!
なぁ、そやろ?
ハヤテ…うちのこと、わかる?」
キミのことが、好きでした
ずっとずっと
好きでした
たぶんこれからも
僕の明日が続く限り
キミを心から
愛します
「また、始まるんやな
……うちらの毎日」
僕の中にある可能性と
今この瞬間の
奇跡を信じて
【END】