俺様モデルvs姫様モデル
「じゃ…じゃあ!私達、行きますね!」


「あ…うん。なんかごめんね?」


「いいです!」



頬を真っ赤にして去っていく女子…





なんだったんだ?




「亮輔の猫かぶりはすげぇよな。なんかきもい」


「るせー」


「ホント、ホント。てかあたしがアピるなんてありえないし」


「そーそー」



って…



「愛莉!??!」


「何。廊下で堂々とそんなこと喋ってたら聞こえるし、」


「亮輔に宣戦布告した?」


「したよー。ねぇ?亮輔」


「キスしただけでびびってたけど」


「はぁ?」


「初めてだった?」


「想像に任せる~。あたし保健室で寝るから。先生に言っといて。太陽」


「あーい」


俺だったらぜってぇ言わねぇけど…


太陽は偉いな


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