俺様モデルvs姫様モデル
「俺を敵にまわしていいの?」


「何が言いてぇんだ…」


「大変なことになるけど?」


「別にてめぇは俳優だろ。モデルの俺には関係ねぇ。」


「ははっ。そう俺じゃ何もできない…だけどあの人なら…」


「あ?」


「…ふっ。なんでもない。んじゃ、Ai。撮影ガンバろっか」




なんだ…あいつ?




「愛莉、相手にすんなよ」


「あたり前。あいつとキスとかすると思うだけで吐き気する」


「消毒してやっから」


「ん。今も一応殺虫剤しといて。あんなの虫同類」


「あい」




誰もいないところでキスをたくさんした




俺以外の唇の感触なんて覚える必要がない




俺だけでいい…



あぁ…やべぇ



今すぐ縛り付けて俺の傍にずっと置いときてぇ…



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