スマイルジャンキー。
だが。その彼氏はアタシの期待を裏切ってくれた。



「ねぇ。大谷クン。アタシのバック知らない??」



「涙のバック!?もしかして俺の部屋に転がってたヤツ??」



「うん。バックってか。リュック??みたいな。」



「あ~。あれか~。持ってこようと思ったんだけどさ~。」



「持ってこようと思ったんだけど??」



「朝寝坊しちゃってさ~。」


と言って笑う大谷クン・・・。



「はぁ~っ!?持って来てないの??」



「だって・・・。」



まぁ。何も言わなかったアタシも悪いかもしれない・・・。



メールぐらいしとけば良かったかもしれない・・・。



けど!!アタシだって人間だもんっ!!


忘れる事もある。



と。思ってから大谷クンも人間だと言うことを思い出した。



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