天然彼女は堪りません!

嬉しさの余り、気が付いたら怜奈を抱きしめていた。


やばい。怜奈が折れちゃう。


怜奈を抱きしめたまま、


「長いキスしていい?」


「だめ。心臓が壊れるもん・・・///」


かわいい。本当、ツボなんだけど。


「つーか、びっくりするなよ」


「えっ?」


俺は、怜奈にキスをした。


俺の舌が、怜奈の口の中に進入しようとした瞬間、怜奈の体に力が入った。

俺から離れようと、もがく怜奈の手を、俺は握り締め、そのまま続けた。

次第に怜奈の力が抜けていった。

辺りには、唾液の混ざり合うイヤラシイ音が響いた。


やばい。・・・最後までしたい。

いや、我慢だ。

今の怜奈には、無理過ぎる。

がんばれ。俺。

耐えてこそ男だ。


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