天然彼女は堪りません!

うそ?真紀、スゴイ!!!


「ごめん。ごめん。

れなちゃんだっけ?いじめたくなっちゃた」


と、言いながら

彼は私の反応を見て大爆笑して、


「泣くなよ」


って、頭にポンっと手を乗せ、


「真紀ちゃん、こわ~。

美里、後宜しくっ」


と、隣で固まっていた高梨君を引きずって、消えていった。



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