天然彼女は堪りません!


………………はぁ………………


「怜奈、ため息ついて、どうしたの?」


「どうして、お姉ちゃんみたいに綺麗に産まれなかったのかな?」


「はっ?何言ってんの?私こそ、怜奈の二重のパッチリした目が欲しがったわよ」


「狸みたいでも?」


「クスっ、誰かに言われたの?」


「うーーーーーん」


はっ、そういえば、今はハル君や、私の顔の事を考えてる場合じゃないんだった。


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