天然彼女は堪りません!

「怜奈って子、スゴイね。お前にそんな発言させるなんて。

そんなに色っぽかったっけ?まあ、胸は結構あったよな」

俺はハルに蹴りを入れた。

怜奈をそんな目で見られたくなかった。

大体、いつの間に怜奈をそこまで観察したんだよ。

「いてて。なんだよ。欲求不満君。女なんてみんな同じじゃん。

修ちゃんに女紹介してもらって、童貞さよならしろよ。

女に変な幻想してるだけ、無駄無駄」


「そうだよ。寛が犯罪犯す前にやらせてくれる女、紹介するよ」


あの、俺、仮にも中学一年で、頭の中、そんな事ばかり考えてる年頃な訳ですけども、こんな話がすぐどーぞって用意される環境って、怖いんですけど。

ありえないんですけど。






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