three times love
「どう?仕事は」




『うーん、忙しいけど楽しいよ。
自分がやりたくてやってる事だし。
文句言ってられないかな』







変に




緊張してしまってる私は






それを隠す様に




ベラベラと




喋っていたんだろう







そんな私に






レイは



笑顔で接してくれた






『お腹すいたー』






そう言って






私は





レイにお土産で買ってきた




お菓子を開ける






「待てって、てかそれオレのだし」




『いや〜、一個だけ』




「仕方ないなぁ」







こんなくだらない会話でも





私は




嬉しかった











レイと話せるなんて






思ってなかったから






一瞬でも





レイが





私の横で






笑ってくれるなんて







思ってなかったから







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