three times love
『てか何で私がでてくるの?』




「う〜ん、何でだろう。忘れちゃった」





「何でだったっけ」




「お前が言い出したんだろ」




後ろでレイの声がした




2年ぶりに聞いた声




私は柄にもなくドキドキしてしまった






「まぁいいや。オレトイレ行くからレイに代わるね」




ナイスリョウ!





とでも私が言うと思うのか?



『えっ、ちょっと待っ…』


「もしもし?」



『あっ、もしもし…』




又声が裏返ってしまった



相変わらず私の心臓は落ち着く気配がない



「久しぶり」


彼の少し低い声に又ドキッとしてしまう



『…久しぶり。元気してた?』



「うん。そっちは仕事大変そうだね。オレまだ学生だから」



そういえばレイは大学行ったんだっけ


てかリョウ私の事どこまで話してるんだろう



『あっ、うん。楽しいよ。レイは学校どう?』


平凡な会話しか見つからない



とゆうよりドキドキしすぎて頭がうまく回らない


「まぁぼちぼちかな。早くリョウみたいに働きたいよ」


『いいじゃん学生も。そんな長い休み学生のうちだよ』


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