映画の話
心理的な理由の一つが「面白そうな映画がない」からである。
この理由は長くなるのでここでは詳しく話さないでおこう。

もう一つの理由が僕が映画館嫌いであるゆえんの最大の原因である。
それは「他の人がいるから」である。

たぶん「あ~なんとなくわかる」という人が大多数だろう。
例えば映画の途中でトイレに行きたくなったのだろう、席を立つ人がいたらもうその人が気になって仕方がなくなるのだ。こんな所でトイレ行ったらあんた、内容がわかんなくなるでしょ?と母親のように心配してしまう、もちろん赤の他人なのに。

そしてこれが最もやっかいなのだが「他人のリアクションがうざい」。
僕は映画館で映画を見るときはとてつもなく集中してしまう。
周りの人の存在なんて忘れてしまうぐらい集中する。それは真摯に映画を楽しみたいという気持ちから来るものである。

まぁ例えとして雨上がりの宮迫が出てきてオナラでもしたとしよう。
そうすると周り人達が「アハハ」と笑うのだ。手を叩いて笑う人もいるとする。
えぇ~何でこんなんで笑えるの?と思ってしまう。
そりゃお金を払っているのだから笑うのはかまわないのだが、なんというか自分と他人との微妙な感性の違いが嫌なのだ。

カラオケで友達が自分の知らない曲ばかり歌う感じといえばわかってくれるだろうか?
映画館が嫌いな理由はこれで終わり。




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