映画の話

映画が嫌いかも

ここからは映画＝レンタルDVDと思ってください。
冒頭にも書いたように僕は映画が嫌いになってきたのかもしれない。
かもしれないと書くのは自分にもよくわからないのだ。
ハッキリわかるのは昔みたいに映画を見る興奮がなくなった事だ。
なぜ興奮しなくなったのか？
色々と理由はあるけどやはり「面白い映画がない」からだろう。
もっと深く言うのならば「なにを見ても面白く感じなくなった」からだ。

例えばつい最近「マトリックス」の３部作を見た。
CG満載で迫力のある戦闘シーンが醍醐味の作品なのだが、なんというか二番煎じなのだ。これはCGだと知っているから冷めてしまう。演出を見るとこのキャラクターが重要な役割を持つと容易にわかってしまう、しかもマトリックスは話の内容が複雑で３週間で３部作を見た僕でさえクエスチョンマークが頭の上を点滅した。

しかし、もし僕が小学生の頃にマトリックスを見たならきっと興奮するだろう。
なんだか話はよくわかんねーけどすげぇぇぇっ！と鼻息を立てるのだろう。
次の日、学校に行くとみんながみんなマトリックスの話題で一日を潰すのだろう。休み時間になると友達どうしでマトリックスのマネをして背中を後ろに倒して例のポーズをやったり「あちょ、あちょっ！」と言いながら組み手をやるのだろう。

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