映画の話
なぜ映画がつまらなく感じてきたのか、僕なりの答えを出すと。
僕の中での映画の平均点が上がったからである。
子供の頃は見た映画の数もたかがしれている、つまりどの映画を見ても新鮮なのだ。
それはつまり映画の満足平均点が低いからである、簡単にいうと比べる映画がないからどれも面白く感じる。
しかし今の僕は数多くの映画を見てきた結果、満足平均点が90点ぐらいになっている。
つまり満足度90点以上の映画じゃなければ面白かったと思えないのだ。

そしてツタヤで無数に陳列されている作品を見ながら思った。
もう映画はいいかなぁ、満足する映画なんかもうないな・・・・と。

いやきっとまだ僕が満足する映画はたくさんあるのだろうけど、それを探すために無作為に借りてつまらない映画を2時間ほど見るのが苦痛でたまらないのだ。

徳川埋蔵金があるかもしれないと思って家の周りをスコップで掘る、そんな感じの苦痛かもしれない。・・・ちょっと違うかな?
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