どくんどくん2 ~あの空の向こう~


「ってゆうか、水野さんって一体何者ですか?本でも出したらどうですか?」



「ははは、これはお前にだけの講座なの。かわいいお前にだけ!言っといてやる!お前は男だ。いつか必ず、他の女とやりたいって思う日が来る!」



なんてハッキリ言うんだ・・。


僕にはありえない。




「絶対ないです!!!僕は一生ユキとだけで満足です。」


「そういうハルっぺの純粋なとこ好きだな。そう思ってるうちは大丈夫。ちょっと脅かしてみただけだよ。男って言うのは生まれつきそういう性質があるってこと。特にお前はユキちゃんとだけだからさ。もし、ユキちゃんに男の影がチラついたりしたときにやけ起こしたりしそうで心配だったんだ。愛のないHは、後悔するぜ~~!」


「ちょっと!!亮ちゃんそんな経験あるの?」


みずきさんが水野さんの腕を掴む。


「ないない!俺真面目だもん。俺は、ある程度経験してきたからみずきが一番だって思う。Hもなかなか重要な結婚の条件なんだから。」


「え??何それ?相性とか?」


また爆笑する2人。
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