S兄彼氏。
≪愛理です!
いろいろあって、強制的にメール送らされたんだけど・・・
あたしは、あなたが誰か知らされてないんですょ・・・。
てことで、返信ください★! 意味分かんないよね; ごめんね(;ω;`)≫
もお! あたしが悪い訳じゃないのに、何で謝らなきゃいけないの?!
すっごい損してる気分・・・。
ってか、相手も困るだろうなぁー。
少なくとも、あたしは困るな。
こんなメールもらったら、の話だけど。
ま、いっか。 仕方ない。
「送信・・・っと」
送信完了の文字を確認すると、その場に携帯を置いて、キッチンへ向かった。
~♪~♭~♪~
ちょうど夕食を終えた頃、相手の分からないメールが返ってきた。
うわー、どうしよ。
なんか、見るの勇気いるな・・・
まあ、今更なんだけど。
片目を閉じて、ゆっくり携帯を開く。
受信メール・・・1通。
・・・見るしかないっ!
≪俺? ケンだけど~
てか、何で俺のアド知ってんの?
何? 愛理、俺のこと気になっちゃった系ですか?≫
・・・・・・・・・。
あれ?
多分、見間違い・・・。
幻覚、幻覚。 疲れてんのかな、あたし・・・。
自分に言い聞かせる。
・・・それでも、画面に写しだされた文章は変わることも無く・・・。
「・・・はあああぁっ?!!」
何?! は?! 何でっ?! どーしてっ?!!
その時、ピンときた方程式。
唯の彼氏=祐樹くん
祐樹くん=金指くんと仲がいい
仲がいい=メアドを知っている!(はず?!)
そこで唯が祐樹くんから聞き出した・・・と。
ハメられたあー!
≪なってない! 何であんたなのょ?!
もう一生メールしないから!!≫
強く言い放った、この一文だけを送る。
「ゆぃぃー!!!」
何でこーゆう事するの!!
あたしは好きでも何でもないっ!
再び唯に電話をかけてみる。
『はいはぁい♪』
「唯ーっ!!!」
『あはっ★ 上手くいったわぁ♪』
「楽しまないでよぉ! あんな奴嫌いだしっ!!」
『えー、だってぇー』
「だってじゃなぁーい!」
・・・この時は、まだ、気づかなかった。
思えば、この日がきっかけで、あたしたちの仲は深まっていったんだ・・・
いろいろあって、強制的にメール送らされたんだけど・・・
あたしは、あなたが誰か知らされてないんですょ・・・。
てことで、返信ください★! 意味分かんないよね; ごめんね(;ω;`)≫
もお! あたしが悪い訳じゃないのに、何で謝らなきゃいけないの?!
すっごい損してる気分・・・。
ってか、相手も困るだろうなぁー。
少なくとも、あたしは困るな。
こんなメールもらったら、の話だけど。
ま、いっか。 仕方ない。
「送信・・・っと」
送信完了の文字を確認すると、その場に携帯を置いて、キッチンへ向かった。
~♪~♭~♪~
ちょうど夕食を終えた頃、相手の分からないメールが返ってきた。
うわー、どうしよ。
なんか、見るの勇気いるな・・・
まあ、今更なんだけど。
片目を閉じて、ゆっくり携帯を開く。
受信メール・・・1通。
・・・見るしかないっ!
≪俺? ケンだけど~
てか、何で俺のアド知ってんの?
何? 愛理、俺のこと気になっちゃった系ですか?≫
・・・・・・・・・。
あれ?
多分、見間違い・・・。
幻覚、幻覚。 疲れてんのかな、あたし・・・。
自分に言い聞かせる。
・・・それでも、画面に写しだされた文章は変わることも無く・・・。
「・・・はあああぁっ?!!」
何?! は?! 何でっ?! どーしてっ?!!
その時、ピンときた方程式。
唯の彼氏=祐樹くん
祐樹くん=金指くんと仲がいい
仲がいい=メアドを知っている!(はず?!)
そこで唯が祐樹くんから聞き出した・・・と。
ハメられたあー!
≪なってない! 何であんたなのょ?!
もう一生メールしないから!!≫
強く言い放った、この一文だけを送る。
「ゆぃぃー!!!」
何でこーゆう事するの!!
あたしは好きでも何でもないっ!
再び唯に電話をかけてみる。
『はいはぁい♪』
「唯ーっ!!!」
『あはっ★ 上手くいったわぁ♪』
「楽しまないでよぉ! あんな奴嫌いだしっ!!」
『えー、だってぇー』
「だってじゃなぁーい!」
・・・この時は、まだ、気づかなかった。
思えば、この日がきっかけで、あたしたちの仲は深まっていったんだ・・・