ヒミツの梓ちゃん
彪side


やっべ また怒らしちまった・・・


「あ~ぁ梓行っちゃたぁ」

「ばかだなぁ彪は」

「・・・うっせ。」


自分が一番わかってるよ。馬鹿だって・・・



初めて会ったときから好きだった
一目惚れなんか初めてで・・・


梓といたらどうすればいいかわからなくなる


自分が自分じゃなくなる
体がいうことをきかないんだ



______________2年前



やっべぇ緊張する・・・

小さいころから歌手になりたくて、
ついに今日オーディションを受けることができた


そしてなんと・・・受かった


俺以外に受かったやつは



金髪・・・なのに優しそうな顔立ちの背の高い男


もう一人の男は背が小さいくせにワイルドな顔をした奴


そして童顔でちびの長くてふわふわした髪の女



・・・あれ?全員で5人受かるんじゃなかったっけ?

女あと一人足りなくね?



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