Turning Star
「麗、……私達が外に出てから防御壁を張るまでの、少しの間だけで良いから、
あの霧をどうにか出来ないかしら……。
出来れば、麗の召喚には、あまり頼りたくないのだけれど……。」
不意に、藍に声をかけられた。
その遠慮がちな声色から、明らかな申し訳なさが感じられた。
「……藍、少しの間だけなら、私、……やってみるわ。」
少し不安はあるけれど、やるしかない。
そう思った私は、触媒となる物を探した。
黒い霧をどうにかするには、やっぱり、……綺麗な物。
何にも染められていない、自然の賜物、………そうだ!
「藍、外へ出る直前に、少しで良いから水の結晶を作ってくれない?
ほんの小さな物で良いの、だから、お願い。」
「分かったわ。
それじゃあ、皆、行きましょう。」
そう言って、私達は1階へと向かった。
あの霧をどうにか出来ないかしら……。
出来れば、麗の召喚には、あまり頼りたくないのだけれど……。」
不意に、藍に声をかけられた。
その遠慮がちな声色から、明らかな申し訳なさが感じられた。
「……藍、少しの間だけなら、私、……やってみるわ。」
少し不安はあるけれど、やるしかない。
そう思った私は、触媒となる物を探した。
黒い霧をどうにかするには、やっぱり、……綺麗な物。
何にも染められていない、自然の賜物、………そうだ!
「藍、外へ出る直前に、少しで良いから水の結晶を作ってくれない?
ほんの小さな物で良いの、だから、お願い。」
「分かったわ。
それじゃあ、皆、行きましょう。」
そう言って、私達は1階へと向かった。