Turning Star
「召喚の疲れが響いているようだね。
……具合はどうだい?」
気遣うように、声がかけられた。
この声、……聞き覚えがあるような気がした。
そうだ、この声は確か、……あの時の……。
いや、それよりも、もっと気になる事がある。
「貴方は、……誰……?」
私の疑問に、彼は一瞬キョトンとした表情を見せたが、
少し考え込んだ後、何事かを納得したようで、ゆっくりと口を開いた。
「あぁ、君には、自己紹介がまだだったね。
僕の名前は、カトリーヌ。
で、僕も聞きそびれていたよ。
……君の名前は?」
「私は、……麗。
波宮麗よ、…………それで、貴方は、一体何者なの?」
……具合はどうだい?」
気遣うように、声がかけられた。
この声、……聞き覚えがあるような気がした。
そうだ、この声は確か、……あの時の……。
いや、それよりも、もっと気になる事がある。
「貴方は、……誰……?」
私の疑問に、彼は一瞬キョトンとした表情を見せたが、
少し考え込んだ後、何事かを納得したようで、ゆっくりと口を開いた。
「あぁ、君には、自己紹介がまだだったね。
僕の名前は、カトリーヌ。
で、僕も聞きそびれていたよ。
……君の名前は?」
「私は、……麗。
波宮麗よ、…………それで、貴方は、一体何者なの?」