Turning Star
「皆、いるか?」



俺の問いかけに、3人とも別々に答えた。
何というか、それぞれの視点が違いすぎる事に、その場の空気を無視して
笑いそうになった。
















「……まさか、本当に鏡から入れるなんて。」



「この道を進んでいけば、辿り着けそうね。」



「……書庫や倉庫には、他にも禍々しい物があるとか言っていたよね。
 この状況見ると、……冗談でもなさそう。」






























そして、俺達は歩き続けた。
やがて、光が差してきて、その先に1つのドアが見えた。
それを恐る恐る開けると、そこは、……異世界だった。
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