Turning Star
「え、隼人様が?」


「ていうか、何で、理事長の息子が宣伝しているわけ?」


「それは、息子故の特権なのでは?」


「隼人様の占いと言えば、確実に当たる、って
 有名だよね。」


「それに、顔見た事はないけど、超美人らしいよ。」


「そして、その占いの道具のカードを武器として、
 魔物退治の腕前も相当高いとか。」


「何にしても、謎の人、だよな。」


「そうだね。
 私達なんかは、永遠に手も伸ばせない人だ。」



「そんな人が何で…………。」



「…………………。」























やっぱり、隼人っていう人は有名、なんだ。
そこまで信憑性があるのなら、今日の放課後にでも、
藍と一緒に行ってみようかと思った。
そんな事を考えていると、5時限目開始のチャイムが鳴った。



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