Turning Star
隠者の切り札
~藍side~
「麗……?」
麗の様子がおかしい事に気付き、声をかけてみる。
瞳は、確かにそこにいたけど、何だか、……本人とは別の意識が支配している、
そんな気がしたから。
「あら、藍。
やっと来てくれたのね、……会いたかったわよ。
この数日、私が一体どんな気持ちでいたか……。」
感慨深げに、ふぅと息をつく麗は、一見しただけだといつも通りに見えたけど、
どこか妖しい光を宿していた。
「麗……?」
麗の様子がおかしい事に気付き、声をかけてみる。
瞳は、確かにそこにいたけど、何だか、……本人とは別の意識が支配している、
そんな気がしたから。
「あら、藍。
やっと来てくれたのね、……会いたかったわよ。
この数日、私が一体どんな気持ちでいたか……。」
感慨深げに、ふぅと息をつく麗は、一見しただけだといつも通りに見えたけど、
どこか妖しい光を宿していた。