Turning Star
「そういえば……。」



不意に、恵が思い出したように呟いた。






















「桜田さん、彼女と同室だよね?」



「えぇ、そうよ。
 ……というか、……何故その事を?」



「ねぇ、隼人。
 同室なら、これは話しておくべきじゃない?」



「……あぁ、そうだな。
 桜田さん、今から話す事は全部本当だ。
 落ち着いて聞いてくれ。」




「…………一体、……何があったの?」












俺達は、この数十分の間の出来事を、彼女に話す事にした。
< 29 / 169 >

この作品をシェア

pagetop