Turning Star
「……麗。
 もう朝よ、目覚めはどう?」




「ん……、あ、昨日、私…………。」












そうだ。
昨日隼人という人に占ってもらって、その後は、
…………あれ…………?
























私が悩ましげな表情をしているのを見て、
藍は、はぁと溜息をついた。




「昨日の事、もしかして覚えてないの?」




「昨日、私、あの後どうしたの……。」













占ってもらった後の記憶が、まるで霧に覆い隠されたかのように、
全く見えない。
一体、私に何があったの…………?
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