Turning Star
「…………それじゃあ、話すわね。」




「うん……。」








藍がこんな表情をしているのを、私は見た事がない。
きっと、相当重大な事なのだと思った。























「昨日、ようやく麗の能力は目覚めたわ。」



「え……?」







能力が目覚めたと言われても、私には、全く記憶がない。
状況を理解しようとしつつ、無言で続きを促すと、
藍は、重い口を開いて話し始めた。
< 42 / 169 >

この作品をシェア

pagetop