切ナクテ、恋シイ、ヒト。

いつもそこでひっかかる。



「優は・・・
寿賀野さんのこと好きやと思うよ?」


あのとき津志田くんはアタシに言った。






でも。

彼の言葉を手放しで信じちゃいけない。




津志田くんは信じてやって
って言ってたけど・・・。






アタシは自分に自信がない。





アタシは鏡に映る自分を見てつぶやいた。

「なんで・・・
こんなことになったんだろう・・・」



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