切ナクテ、恋シイ、ヒト。

なのに。


アタシは面影をいつまでも描いて、

求めて。






その過去の中に自分を置こうとしていた。







それじゃ
いけないってわかってた。






でも。


もう一方のこころでそれでもかまわない、

と思ってた。










そんな日々の中。


彼は突然アタシの前に現れた。


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