切ナクテ、恋シイ、ヒト。

「こんなこと・・・言うガラでもないけど・・・。

やっぱり美月はユウって子のこと忘れられなかったってことだろ?

今まで悪かったな・・・。

考えたらサ、俺、美月から大事な言葉を一度も言われてない。

それが証拠」







「・・・大事な・・・言葉・・・?」





「そう・・・
俺のこと一度も好きって言ってくれてないでしょ?」







あ・・・。

だからそれは今、言おうと・・・。





今日、ちゃんと想いを伝えようと。




< 349 / 360 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop