†悪戯な天使と優しい悪魔†
なんだ。俺以外にも、遅刻者居んじゃねーか。

ちょっとホッとした。
一人で掃除するなんて嫌だし?
図書室なんて来たこと無かったし。

――――ガラッ。
「おはよ。朝会ったよねお前も遅刻したんだっ?」 (^∀^)∩
……はっ!∑お前 は、まずったか?

一応 初対面だし。
同じクラスにも なったことは無かった。


「うん。誰かさんとおなじだよ。 楽譜も汚れたし 」
… う゛っ 。
痛いところをつきますな。

「アタシ、こっち終わったから 君そっちして。」

「おー、 … ってか俺のこと優斗って読んでよ?」
「は?どうして?」

「…同じ学年じゃん?つか 名前は?何組だっけ?」
「黒月 紗夜 2-3。」

「へえー、隣じゃん。俺は…」

メガネ女…いや、紗夜が言葉を遮った。

「言わなくても知ってる」


「へ?なんで ?俺って
そんな有名人?」

………俺らは、一応この春にバンドを組み始めてライブを終えたばかりだった。

…もしかして知名度上がってる??(’∀’♪





「タラシで有名。しかも学年成績ワースト一位」

…そっちかよォォ(;´д⊂)
まじ泣くよ?泣いちゃうからな。

「全然、よくねーじゃん。その情報…」

「そうだね。…」
…。

「一応気にはしてますよ」
―――キンコーン カーンコーン♪


チャイムが鳴った。
< 6 / 8 >

この作品をシェア

pagetop