想い×絆
ゲームが終了し、私達は交代で休憩に入った。


「あ〜あ、結局負けちゃった〜愛輝も変なシュートしで失敗しちゃうし」

「いやぁ〜でもビルダーに直撃する事も予想外だったなぁ〜アハハハ」

「笑い事じゃないでしょっ」


「そうだよっ!…ププッ」

「え?」


いきなり私の隣に座りこんできたのは、和美だった。

「まぁ、あの勢いは本当凄かったけどね〜」

「そんなに凄かったんだ、ビルダーには申し訳ないけど。……そういえば結局お願い事って何だったの?」


「…ええっと、それがなるべく2人っきりの時に話したいんだけど…」

何か考え込んでいるように、頭を下げて言った。
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