想い×絆
『ごめん〜あ、桃菜に変わるね』


『もしも〜し…愛輝お腹減ったぁ〜今どこ?』
「え、家…」

『まだ家〜?!もう後5秒で来ないと、お昼愛輝に奢らせよっかなぁ』

「無茶言うなよー、ただでさえそっちまで行くのに30分かかるのに〜」

『…桃菜変わって… もしもし?…とにかく早く準備しなさい!駅前で待ってるから』

…切れちゃった。

直ぐさま支度をし、電車に乗った。



「あ、来た!」

先に気付いたのは桃菜だった。

「ごめんよ〜皆〜!」

私は勢いよく皆の所へ駆け付けた。
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