想い×絆
…明心と桃菜もう決まったのかよ、も〜なんて自分は優柔不断なんだ〜。

「いらっしゃいませー」

ふとメニューから目を外すと、真向かいの席に2人の若い男性が座りだした。

…わ、イケメン!大学生ぐらいかな?

{ねぇねぇ明心…前の席に座ってる人達、超格好良くない?}

私は相手に聞こえないように小声で話すことにした。

{どこ?…え〜微妙〜、タイプじゃないし〜ってかよそ見してないでさっさと決めなよっ}

{えへへ♪、はーい}


料理が運ばれる間は、時間潰しに皆で語り合った。



「ミックスサンドイッチセットでお待ちのお客様〜♪お待たせしました」

…ん?、この声はもしや…

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