二人の恋愛事情
それから一ヶ月

藤堂グループの社長

まぁ、紫苑さんのお父さんなんだけど

藤堂正樹さんから

とんでもない話が持ち掛けられた

正『どうだ、姫芽さん

私の息子と結婚しないか?』

ブブッ

飲みかけのお茶をこぼしてしう所だった

父『それはいい考えだ

なぁ、姫芽』

私『ちょ、ちょっと待ってください…』

正『なにか問題でもあるのかね?』

目が怖いです〜

その目やめてください…

私「い、いいえっ

も、問題なんてないですけど…」

チラッと紫苑さんを横目で見ると

焦った様子もなくお茶を飲んでいた

バチッ

あっ、やばい

目があっちゃった

挙動不審にキョロキョロ目が動いてる私って

つくづくマヌケだと思う
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