手の口
この一週間でポテチのことがだいぶ分かってきた。
ある朝ポテチがあたしを起こした。
「おい!起きろ!起きろ!なんじゃありゃ?」
あたしは飛び起きたポテチの言うように窓を見た。
雪だった。あたしはポテチに雪の説明を死ぬほどめんどくさかったがしてあげた。
「ポテチ、あれは雪っていってこの前教えた雨と同じで空からふわふわした冷たい
ものが降ってくるのよ。」
ポテチがすごいきれいな声を出していった。
「へーそうなんだー。白くてきれいだな~。」
あたしはその美声におもわずキュンとしてしまった。
だが、疑問だった。口がどうやってものを見るんだ?
あたしはポテチに聞いてみた。
「あんたさー、どこでものを見るの?」
するとポテチはもったいぶったように言った。
「見たい?」
あたしは何を見せてくれるのか期待した。
「ぜひ見せて。」
「そうか~。見たいのか~。ポテチのサワーオニオン買ってくれるか?」
「買ってあげるから見せて。」
「コンソメも買ってくれるか?」
「醤油飲ませるよ。」
「・・・。口の奥に目があるんだ。目を凝らしてよーく見るんだぞ。」
「どれどれ。」
あたしは手のひらを文字通り目の前に持ってきた。
すると、薄くひかる何かがあるのがわかった。
「・・・・オーーーーエーーー。」
吐き気も催すほど気持ち悪いものを見てしまった気がする。
のどの奥にある目と目があってしまい。
あたしは昨夜のすき焼きどんを吐きだした。
ある朝ポテチがあたしを起こした。
「おい!起きろ!起きろ!なんじゃありゃ?」
あたしは飛び起きたポテチの言うように窓を見た。
雪だった。あたしはポテチに雪の説明を死ぬほどめんどくさかったがしてあげた。
「ポテチ、あれは雪っていってこの前教えた雨と同じで空からふわふわした冷たい
ものが降ってくるのよ。」
ポテチがすごいきれいな声を出していった。
「へーそうなんだー。白くてきれいだな~。」
あたしはその美声におもわずキュンとしてしまった。
だが、疑問だった。口がどうやってものを見るんだ?
あたしはポテチに聞いてみた。
「あんたさー、どこでものを見るの?」
するとポテチはもったいぶったように言った。
「見たい?」
あたしは何を見せてくれるのか期待した。
「ぜひ見せて。」
「そうか~。見たいのか~。ポテチのサワーオニオン買ってくれるか?」
「買ってあげるから見せて。」
「コンソメも買ってくれるか?」
「醤油飲ませるよ。」
「・・・。口の奥に目があるんだ。目を凝らしてよーく見るんだぞ。」
「どれどれ。」
あたしは手のひらを文字通り目の前に持ってきた。
すると、薄くひかる何かがあるのがわかった。
「・・・・オーーーーエーーー。」
吐き気も催すほど気持ち悪いものを見てしまった気がする。
のどの奥にある目と目があってしまい。
あたしは昨夜のすき焼きどんを吐きだした。