君といっしょ。
恐る恐るそのメールを開く。
《美愛、ごめんな。無理矢理あんなことして、美愛を傷つけて、俺、最低だよな。彼氏失格。美愛に嫌われてもおかしくないようなことした。だから、美愛が別れるって言っても、俺に止める権利はないと思ってる。
でも、俺だって辛かった。美愛が他の男と仲良くしてんのみるのすげぇ嫌だった。美愛にその気は無くても、俺には耐えられなかった。美愛は気づいてなかったかもしれないけど、美愛と蓮が付き合ってるって噂もあったし。
美愛、ごめんな。
もう一つ謝らなきゃいけないことある。俺、美愛と付き合ってから、他の女を抱いた。噂とか信じなかったけど、精神的にきつかった。ごめん。蓮が今日俺に二重人格って言ったのは、多分、その話を知ってたからだと思う。
俺、こんなひどいことして美愛に許してもらえるなんて思ってない。でも美愛のこと本気だから。それだけは言わせて。
傷つけてごめんな。
自分勝手だけど明日、美愛と話したい。明日の放課後屋上で待ってるから。》
龍からのメールを見て、頭の中がぐちゃぐちゃになった。
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