君といっしょ。


『美愛っ!!』



私の名前を呼んで、爽やかスマイルでこちらに向かって来たのは、私の愛する彼氏、



一ノ瀬龍<イチノセ リュウ>
蓮と反対で成績優秀、スポーツ万能、顔良し、性格良し、自慢の彼氏☆


高校入学時には、もうファンクラブまであった。



だから、告白してOKもらえたときには、私かなり興奮して夜も寝れなかった。


『美愛…』


龍が私の名前を優しく呼んで、自分の胸板に私を引き寄せると、


『チッ』


舌打ちが聞こえた。



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