君といっしょ。


『大丈…』

「そんなに私に関わんないほうがいいよ。どうせあなたも私と生きる世界、違うんだからさ」

『そんなことな…』

「あるんだよ!!…私に関わったら、あなたの未来だってぐちゃぐちゃになるっ!!だから、さっさと私の前から消えなよ。」



言ってしまった。
せっかく心配してくれたのに…



私最低だ…

ごめんね。

ごめんね。

ごめんね。




彼女が私の前を泣きながら去って行くのを見ながら、私は心の中でつぶやいていた。





.
< 40 / 58 >

この作品をシェア

pagetop