ユメミル☆girl

「大丈夫よ。悠里ちゃん、自信を持って。誰もが最初は悠里ちゃんみたいな子たらけなのよ。でも、正直に言っとくわね。あなたみたいにギャルらしさゼロな子がスカウトを受けてこの世界に飛び込んでくるのはすごく珍しいと思うわ。」
「やっぱりそうなんですね。」
「でも、それがあなたの今の魅力よ。そこからどんな風に変わっていくのか読者の興味や関心をグッとつかむようなモデルさんになっていけばいいのよ。」
「はい。頑張ります。」
「さぁ、着いたわ。行くわよ。」
私はスタジオに入った。