ユメミル☆girl
私はガチガチになりながら可愛い服に着替えて、メイクルームに行って、メイクさんにメイクをしてもらうことになった。
「はじめまして、麻里絵ちゃん。私、この雑誌のメイク担当の水嶋と言います。よろしくね。」
「よろしくお願いします。」
「早速メイクしていくけど、麻里絵ちゃんってめっちゃ肌きれいやなぁ。」
「ありがとうございます。私、あまりメイクした経験が無いんです。だから、いろいろと勉強させて下さい。」
「任せといて。」
そんな会話をしていると、さっきまで撮影していたモデルさんが入って来られた。
「麻里絵ちゃんやんなぁ?今日からこの雑誌のモデルを一緒にやっていく…」
「はい。私、今日からこの雑誌のモデルをさせていただく、麻里絵です。素人なので色々とご迷惑をかけると思いますが、よろしくお願いします。」
「緊張してるなぁ!私、2年前からこの雑誌のモデルしてる澪って言いまぁす。仲良くしよな。」
「よろしくお願いします。」
「だから、緊張しすぎやって。タメ口でいいし、澪って呼び捨てでいいからね。」
「はい。澪さん。」
「まぁ、慣れてきたらその『さん』はなしやで。じゃあ、メイクも終わったみたいやし、次のカット一緒に撮るみたいやから、一緒に行こか。」
そして撮影開始。
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