ユメミル☆girl

「ちなみにあたしらのことも呼び捨てでいいからね。」
「はい。努力します。」
「ハハハ。マジ、麻里絵ちゃんカワユイんだけど。」「タメ口でいいで。」
「はぃ…うん。」
「「ハハハ！」」
と話が盛り上がっていたら、編集長さんがやって来た。
「みんな今回の雑誌もいい作品にしましょう。」
「「はぁ〜い♪」」
そして私のところにやってきた。
「麻里絵ちゃん、今日はあんまり出番がないけど、先輩モデルたちを見て勉強して欲しいなって思って呼んだのよ。吸収できるものはたくさんあると思うから。まぁ、楽しんでね。」
「はい。ありがとうございます。」
私は先輩モデルの澪さんたちの撮影風景やメイクルームでも観察させてもらった。先輩モデルたちはみんな「恥ずかしいからそんなまじまじと見ないで。」
と照れ笑いをしていた。