ユメミル☆girl

恋する乙女の巻き

―数ヵ月後
私は高校を卒業した。
葉月は大学に進学。
優太は専門学校に進学した。
私はモデル一本になった。
―それから２年後
今日は私の２０歳の誕生日。それを優太と祝う日。
私は優太に話さなければいけないことができてしまった。

夕食を食べて、夜景を見に行ったときのことだった。私は話した。

「なぁ、優太。私、話したいことがあんねん。」
「どないしたんや。そんな真面目な顔になって」
「…あ、あんな、私、妊娠してん。あたりまえやけど、優太の子供やで」

しばらく沈黙…
(絶対フラれる。だって、こんな女はめんどくさいって聞いたことあるし…言わなきゃよかったかな??ねぇ、早くなんか言ってよ…)
深く息をした後、優太は笑顔になって涙を流しながら言ってくれた。

「俺の子供産んでくれ。まだまだ俺ら未熟かもしれへんけど、二人で育てていこう。結婚してください。」
私は思考回路が一旦停止状態になってしまった。