超人気トップモデルができるまで【完】
車から出ようとしたら、マネージャーから呼び止められた。
「おい、まさかその格好で行くのか!?」
「え…うん。だめ?」
その格好って言われても…ごく普通の格好なんだけど…
「お前、一応モデルなんだから。ダテメガネくらいしとけ」
そう言って手渡された黒縁メガネ。
ああ、そういうことか。
納得して、マネージャーから手渡されたメガネをかける。
「もうすこし自覚しろよ」
マネージャーに呆れ顔で言われる。
「はーい」
やっとマネージャーと二人、車から出る。