超人気トップモデルができるまで【完】
…え?
"圭一くん"?
マネージャーと泉さん…知り合いなのかな?
マネージャー、全然そんなこと言ってなかったけど…
ふと、マネージャーを見ると、泉さんが出ていった扉の方を眺めていた。
…
「あのっ、マネー…」
「美鈴ちゃーん?メイクするよー」
マネージャーに聞いてみようと思ったが、メイクさんによって遮られた。
タイミング悪っ…
「あっはーい!」
「じゃあ、がんばってこいよ!」
「…はい」
かすかな疑問を抱えたまま、あたしは撮影に向かった。