超人気トップモデルができるまで【完】
「おつかれー」
「おつかれさまでーす」
つ、疲れた…
撮影って、意外にハード…
「おつかれ」
「あ、マネージャー」
マネージャーを見ると、なんか安心する。
あたしが笑顔になれる呪文を教えてくれた人。
"大丈夫"
「どうだった?」
「疲れた…」
「結構ハードだろ?」
「うん…でも、楽しい!」
「ならよかった」
マネージャーに家まで送ってもらった。
不安と楽しさ。
へんな気持ちだった。
やっと、自分がモデルなんだと自覚した。
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