超人気トップモデルができるまで【完】

でも、ある時からみんなのあたしに対する態度が一変した。

ある男の子が、あたしを好きだという噂が流れた。それが運悪く、学年を仕切っている女の子の好きな人だったことが原因だった。


それから、女子のほとんどがあたしの敵になった。

「人の好きな人平気で取るとかまじありえないんだけど!」
「うっざー。ちょっとかわいいからって調子こくなよ!」
「みんながお前を好きだなんて思ってんじゃねぇぞ!」


毎日、毎日、自分の顔を憎んだ。
泣いたら、また何か言われるかもしれない。
こわかった。


お父さん、
あたしは"誰からも愛される子"にはなれません…
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