超人気トップモデルができるまで【完】


「あ…あのっ!」





振り向くと、数人の可愛いらしい女の子が居た。


「はい…?」
「あの!あたしたち…Luvteen読んでます!」
「それで…その…」


え…



「がんばってください!」
「雑誌見て、すごくかわいかったです!」



あたしは驚きで目をパチクリさせる。


「あたしたち、同学年なんで…一言伝えたくて…」
「迷惑…だった…?」


女の子たちが、あたしを恐る恐る見る。



あたしは嬉しさで泣きそうになりながら、思いっきり首を横に振る。


「うれしい…っ」

きっと、満面の笑みだったと思う。
すごくうれしかったから。


「あっよかった…じゃあ…がんばってください!」


その人たちは、そう言って自分たちのクラスに戻っていった。




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