続・幸せの契約
玄関のドアを開ければ使用人たちが一斉に出迎える


「「お帰りなさいませ。旦那様。」」

きれいに並んだ使用人の列の先に俺の宝物が微笑んでいる


「おかえりなさい!大和さん♪」


とびきりの笑顔

こうして迎えられるようになって
もう数年経つのに

鈴は今でも俺の心を弾ませる


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