続・幸せの契約

Shine time

その夜
リクライニングの座席で眠る私に


大和さんは
優しく声をかけてくれた




「おやすみなさいませ。
鈴さん。良い夢を。」




ずっと
あの時から聞けなくなった言葉




恋しかった




瞬間




その日
私は暖かな夢を見た




その中は幸せで溢れていた
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